様々な種族の中で最も地位が低いとされるのが『亜人』だ。人里離れた小さな村で母親と細々と暮らしていたミアは、ある日、人攫いに襲われ母娘ともども奴隷商に売られてしまう。“せめて娘だけでも”と、母親は1枚の写真を渡し、ミアを逃がす。ある日、父が遺した宿屋を営んでいる主人公のもとへミアが現れる。擦り切れた写真の隅には、親父の字でこの宿屋の場所が記されていた。この少女の母親……親父がかつて恋した亜人の女で間違いない。俺は、ミアをしばらく置いてやることにした。身体はひどく貧相で、汚れきった不潔な髪。何一つない少女に見返りは求めていなかったが……

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